過マンガン酸カリウム消費量自動測定装置
製品概要
上水試験方法の過マンガン酸カリウム消費量測定は、水質汚濁の指標として重要なものですが、従来手分析によるところが一般的であるため個人差の発生や、測定のわずらわしさが指摘されておりました。
マイクロニクス過マンガン酸カリウム消費量自動測定装置KM-300は、過マンガン酸カリウム消費量の測定を、水道法に則り忠実に自動化しております。
また、オプションとしてあわせて色度、濁度、pHの自動測定が実行できるタイプ(KMS-300)もご用意いたしております。
特徴
◎コンパクトな一体型で場所を取りません。
◎上水試験方法を自動化しているため、完全なデータ互換が行えます。
◎全自動で煮沸時間のコントロールを行いますので、個人差や検水温度の影響を受けません。
◎ファクター測定も自動で行えます。
◎試料番号、滴定量、計算結果などがプリントアウトされますのでデータ管理が容易です。
◎加熱部を二槽式とし処理時間の短縮を行っています。(1検体約7分)
◎測定後の試料は、自動的に吸引・排出され、三角フラスコを洗浄をする必要がありません。
◎高い処理能力と低価格で有効な導入効果が得られます。
◎色度、濁度、PH測定も同時に行えます。(オプション)
仕様
型式 | KM-300 / KMS-300 |
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製品名 | 過マンガン酸カリウム消費量自動測定装置 |
試料搭載数 | 40検体 (100検体まで登録可能) |
試料容器 | 500mL広口ポリ容器 |
処理容器 | 300mL三角フラスコ |
試料採取方法 | 100mL計量管によるオーバーフロー採取 |
試薬添加 | 5mL専用自動ビューレット(硫酸・過マンガン酸カリウム・しゅう酸) |
試薬注液精度 | CV 0.5% 以内 |
本加熱方法 | セラミック・ヒーター |
予備加熱方法 | 熱板式 |
滴定後の排液方法 | ポンプによる吸引排液(自動) |
水温センサー | 白金感温体による沸騰時間管理 |
測定方法 | 過マンガン酸カリウムによる電位差滴定 |
制御方法 | シーケンス・コントローラによるプログラム制御 |
データー処理 | Windows パソコン |
電源 | AC100V 50/60Hz 約1.5KW |
空気圧源 | 0.4Mpa以上 |
本体寸法 | 幅1790×奥行き760×高さ1300mm |
オプション | pH測定 測定範囲 0.00~14.00pH 色度測定 測定範囲 0.0~30度 濁度測定 測定範囲 0.00~50度 |