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酸による加熱分解が自動で!

製品概要

 ICP分析装置等で試料分析を行うための酸加熱や定容などの前処理作業を自動的に実行します。
 金属分析の前処理に特有な酸対策や、試料間のクロス・コンタミネーションの防止にも十分な配慮がなされています。

※要求仕様によりカスタマイズできます。

仕様

型式 IPX-1200
製品名 ICP前処理装置

試料ターンテーブル部

試料形態 ビーカ内の固体試料
処理容器 200mlトールビーカ(特注品)
試料搭載方法 ターンテーブル式
試料搭載数 最大30検体
試料のセット方法 ガラス容器試料・・ビーカをターンテーブルにセット
試料テーブルでの注入液及び注入量 a.塩酸 1.0~10ml (可変)
b.硝酸 1.0~10ml (可変)
c.蒸留水 1.0~20ml (可変)

移載アーム部

軸駆動方式 X軸、Z軸駆動
移載物 試料ビーカ
移載場所 a.試料ターンテーブル・・・>加熱槽
b.加熱槽・・・>冷却ターンテーブル

加熱槽部

加熱槽の数
加熱方法 平面置き
加熱温度 加熱槽ごとに可変 MAX.500℃程度(ヒータ部)
加熱時間 可変

冷却部

時計皿 自動時計皿 洗浄機能付(オプション)
方式 ターンテーブル式
搭載数
冷却方法 放冷
冷却時間 可変

移載分取アーム部

軸駆動方式 X軸、Z軸駆動
(Z軸はチャックハンド用とピペッタ用の2軸)
移載物 試料ビーカ
移載場所 冷却ターンテーブル→ビーカ傾斜移動台→回収コンベア
分取方式 ピペッティング方式
分取場所 a.ビーカ傾斜移動台・・・>100ml定容槽
b.100ml定容槽・・・・・>250ml定容槽
2段希釈採取量 10ml ±0.05ml

100ml定容槽

注入液 蒸留水
メスアップ量 100ml±0.2ml
攪拌方式 採取前バブリング攪拌方式
攪拌時間 可変

250ml定容槽

注入液 a.蒸留水 b.標準液
メスアップ量 250ml±0.2ml
攪拌方式 採取前バブリング攪拌方式
攪拌時間 可変
標準液添加量 20ml±0.02ml

分配アーム

方式 XYZ方式
分配場所 分配場所
傾斜移動台・・・>100ml定容槽
250ml定容槽・・・>ICPA用試験管
採取方式 ピペッティング方式

制御部

シーケンスコントローラ
自動運転
パーソナルコンピュータからの指令に基づき自動運転が行えます。
手動運転 主要な操作が手動で行える機能を有し、ターンテーブル部、加熱部、ろ過部△、定容部、分配部、各種ビューレットなどの調整・確認のための動作が行えます。

管理部

コンピュータ パーソナルコンピュータ
ディスプレイ 17インチ液晶ディスプレイ
プリンター インクジェット方式、A4サイズ